12月12日（土）、JICA（国際協力機構）×こども創造センター　あそんで！つくって！「世界の国をのぞいてみよう！」を実施しました。
コロナ禍で世界との繋がりが希薄となってしまった現在。
未来を担う子どもたちに少しでも世界を知ってもらう機会を持ちたい…とうい思いから、JICA海外協力隊員が企画しました。

当日はたくさんの子どもたち保護者の方にご参加頂き、ありがとうございました。
民族衣装体験・カードゲーム・外国語カード作りなどを通して、子どもから大人までみんなで世界のことに触れるきっかけができた時間となりました。

『民族衣装体験』
韓国・中国・モンゴル・ロシアなどの新潟市近隣国から、スペイン・オランダ・マレーシア・ミクロネシアなどの遠い国まで様々な民族衣装が展示されました。
その中から、お気に入りのものや知っている国などの衣装を選び…
ドキドキ！ワクワク！！
「これは○○国の衣装だよ！」「○○？○○の国はどこにあるのかな？」
「キラキラしている所が素敵！」「見た目より重たいなあ…」
「これを着てご飯を食べたり、遊んだりするのかな？」
「どんなご飯食べるのかな？」「学校ってどんな感じだろう？」
子どもたちは、あっという間にその国の人になった気分で色々なことを考えてくれていました。

『カードゲーム～モノはどこからきたの？』
○○（モノ）は何でできている？（原材料）
その原材料はどこの国で作られている？
その国の国旗は？
その国は世界地図ではどこにある？
こんな流れで、子どもたちはどんどん色々なモノと世界の繋がりを学んでいきます。
今回は、＜かんたん＞＜ふつう＞＜むずかしい＞の3つのレベルに分けて実施しました。
いつも間に…保護者の方も真剣な眼差しでカードゲームに参加され、お子さんと協力して答えを考える姿も…。
親子で学べるカードゲームです！

『世界の文字でつくる☆グリーティングカード＆クリスマスカード』
世界には色々な言葉と文字が使われています。
そこで、今回は世界の文字を体験してみよう！ということで、英語・スペイン語・韓国語・モンゴル語・ゾンカ語（ブータン）の5カ国ごの中から興味のある文字を使って、カードを作ってみました。
大人でも難しい世界の言葉や文字。
JICA協力隊員とこども創造センタースタッフが作った説明を見たり、書いてある文字を貼ったりしながら作成しました。
「なんて書いてあるの？」「へえ～こんな文字を使うんだ！！」「英語、自分で書けるよ！」

また、国旗やその国のモチーフとなる形を貼って、オリジナルのグリーティングカード＆クリスマスカードが完成しました！
初めて触れた世界の文字で作ってみたカード☆
この体験が、色々な言葉や文字に興味を持つきっかけになってくれたら嬉しいです。

どの活動も子どもたちは興味を示し、素直な質問や疑問、想いを伝えてくれました。
「違い」を探すのではなく、「おもしろい！やってみたい！」そんな柔軟に物事を受け入れてくれる子どもたちの姿に、スタッフ全員元気づけられた機会となりました。
今後も、子どもたちと世界の国について体験し、学べる機会をどんどん作っていきたいと思います。