「水と土の文化創造都市　こどもプロジェクト～ダンス編」

今年度は新潟市・こども創造センター主催で「水と土の文化創造都市　こどもプロジェクト」を実施しています。
「こどもプロジェクト」とは…こどものためのアート・音楽・ダンスのワークショップなど、創造の喜びや驚きを体験することができるプロジェクトです。今年度はこども創造センター（新潟市・中央区）でワークショップやコンサートの実施を予定しています。（HPより）

今回は、10月に実施された、「Noismこどものためのからだワークショップ」の様子をお伝えします。
Noism（ノイズム）は、りゅーとぴあ新潟市芸術文化会館の専属舞踊団として国内や海外で活動されています。今回のこどもプロジェクトでは、Noism2リハーサル監督の山田勇気さんをお迎えし、2つのワークショップを実施しました。

Noismのワークショップをこども創造センターで実施するのは、実は4回目！
大人が公演を鑑賞するイメージがあるNoismですが、毎回子どもたちと笑顔はじけるワークショップを開催して下さっていました。
Noismの皆さんとのワークショップは子どもたちも大喜びで、あっという間に時間が過ぎ、「もっとやりた～い！」「もう終わり？」、保護者の皆さんからも「大人もやりたーい！」とのお声がありました。
そんな皆さんのお声から、今回は初めて「幼児のための親子からだワークショップ」と「小学生のためのからだワークショップ」を開催する運びとなりました。

★幼児のための親子からだワークショップ

こちらのワークショップは定員を超える申込みを頂き、当日もたくさんの子どもたちと保護者の方々にご参加頂きました。
何もない空間でも、親子でまたはグループで主に体の動きだけでこんなに楽しい活動ができるのです！
揺れてみたり、おばあさんの真似をして歩いてみたり…子どもたちにとって身近な表現もたくさんあり、参加した子どもたちはそれらの表現を楽しんでいました。
動きの中でご挨拶したり、グループで活動したり、親子やお友達とコミュニケーションを取る機会もあり、自然と周りの人と協力しながら楽しむ姿も見られました。

みんなでつくった不思議な「道？！」

ここを渡ったり、親子で手を繋いで渡ったり…。
最後は、おうちの人と講師の先生に協力してもらって、大ジャ～ンプ！！

たくさん自分の体を使い、またおうちの人やお友達に協力してもらい、色々な動きを体験しました。
最後は、大きな円になり、みんなに「ありがとう」を伝えて終了しました。

★小学生のためのからだワークショップ

元気な小学生と新潟青陵大学・短期大学の幼児教育やダンスを学んでいる学生さんにご参加頂きました。
2人組やグループ、全員での活動を通して、みんなのチームワークが素晴らしかったですね！
みんなで声を掛け合ったり、相談しながら、難しい動きにも挑戦！

そして、みんなが大好き「だるまさんがころんだ」をNoismバージョンで行いました。
バランスを取るポーズ、カッコいいポーズ、仰向けなど、色々な動きでの「だるまさんがころんだ」はとても盛り上がりました。
「もっとやりた～い！」と名残惜しく…、次の活動へ移りました。

次は、大学生とスタッフが台になり、子どもたちは補助のもと、その台の上を渡ったり、トンネルを難しい態勢でくぐったりしました。
難しい動きも、みんなと一緒に楽しくできましたね！
また、自分なりに体の動きや体勢を工夫したり、「○○するといいよ！」と声を掛け合いながら挑戦する姿もありました。
体を動かして楽しむだけに留まらず、仲間と協力し合い、他者の気持ちを思いやるやり取りに、とても感動しました。

「もっとやりたかった！」

「もっとみんなで遊びたかった！」
参加の子どもたちや保護者の皆さんからそんな声をたくさん頂きました。

今回ご参加頂いた皆さん、またご協力頂いたNoismの皆さん、新潟青陵大学・短期大学の皆さん、ありがとうございました。
また、今後もこのような機会を持ち、皆さんと体を動かした遊びを楽しみたいと思います。