3月7日（土）、市民団体ジョイフェスさん主催、絵本作家・イラストレーターの木村太亮（きむらだいすけ）さんを講師にお招きして、楽描ワークショップ「潟のほとりでちぎってはって」を開催しました！

事前申込み制となった今回のワークショップは満員御礼の大人気の企画となりました。人気の理由として、プロの作家さんが来られることはもちろん、対象年齢が「0歳から」というのもあったかもしれません。今回は、3歳から11歳までのご参加がありました（木村さん曰く、以前行った際は生後3ヶ月の赤ちゃんも参加したことがあるとのことでした。）

まずは、木村さんがつくった紙から１枚気に入ったものを選びます。大人がその紙を押さえつつあらゆる方向に紙を動かし、子どもは自分に向かってまっすぐにちぎる・・・それだけで大枠の完成です！

木村さんとの会話を楽しみながら制作を行うため、どうしても待ち時間が発生してしまいます。そこで、ちぎった紙の裏に自分の名前を書いて机上に置いておき、他のイベントやあそびの活動を楽しんでから戻ってきてもらいました。木村さんの、参加者ひとりひとりとのコミュニケーションを大切にする姿がとても印象的でした。

他の人に順番を先に譲ってくれた子たちには、カッターで模様を多く入れるなどのサービスをしたいとおっしゃる木村さん。ただ制作を楽しむだけではなく、良いことをすれば自分に返ってくること、人を思いやれる優しい気持ちを育めることが学べる素敵なワークショップでした♪

実は、3月7日（土）の開催に先駆けて、前日の6日（金）の夕方に、ものづくりスタッフとジョイフェスの皆さんで、木村さんによる事前講習会を開いていただきましたのでご紹介します。

ものづくりスタッフ同士、ジョイフェスのメンバー同士ではなく、入り混じってのペアを組みました。それがとっても新鮮で楽しくて、終始笑いの絶えない講習会となりました！木村さんが底抜けに明るく、また、ジョイフェスの方々が朗らかで優しく接してくださったからこそだと思います。

右上写真の4枚が、ものづくりスタッフの作品です。スタッフに言わせると、これは誰が作ったと説明しなくても分かるくらいに個性が出ています！それを詳細には聞かず、短時間で引き出す木村さんは流石だなぁとただただ感嘆するばかりでした。

今回の講習会での経験を生かし、ものづくり企画に役立ててまいりたいと考えています。木村さん、ジョイフェスのみなさん、貴重な機会をいただきどうもありがとうございました。今回だけではなく、今後ともどうぞよろしくお願いいたします！