11月16日（月）、北区のひまわりクラブ（放課後児童クラブ）の研修員の方々に、クリスマスに向けてのものづくり研修会を開催しましたので、そのときの様子をお伝えします。

ご担当の先生からのご依頼として、「工作を通して、親子や異学年の子ども同士で一緒にものづくりをする楽しさを学びたい」「今回の研修会の後にひまわりクラブで保護者会があるので、そのときに親子で一緒に工作できる内容を提案してほしい」「ひまわりクラブの限られたスペースに飾れるような、平面の壁掛けや天井から吊るせる工作が良い」とのことでしたので、協議を重ねて、以下の３つの内容に決定しました！

【１】色画用紙で簡単クリスマスツリー　　【２】クリスマスのタイルアート

【３】身近な素材でクリスマスの自由工作

こども創造センターからの提案としては、個人作業の教室タイプの研修に留まるのではなく、他の人達と一緒に展示鑑賞するワークショップタイプなど、異年齢交流で一緒に活動する「ひまわりクラブ」ならではの実践を想定した研修内容にいたしました！

【１】色画用紙で簡単クリスマスツリー（教室タイプ、15分）
9時30分より、研修スタートです。事前にセンタースタッフが用意した緑と黄緑のツリーに見立てた円錐に、毛糸や色画用紙、クラフトパンチ、スパンコールなどで飾りつけをしていくだけ。15分という制限の中で、みなさん毛糸の巻き方や色画用紙の貼り方など工夫されていました。型紙をお渡ししたので、ぜひひまわりクラブでもお使いくださいね。

※準備にあたり、発案者のボランティア酒井さんには、手作り道具をお貸しいただいたりアドバイス頂いたり、大変お世話になりました。いつも有難うございます！

【２】クリスマスのタイルアート（教室タイプ＆ワークショップタイプ、40分）
お次は、ワークシートに四角く切ったクラフトテープを貼っていくタイルアート。クリスマスをモチーフに、ツリーやプレゼント、サンタさんが画面の中にモザイクタイルのように誕生していきました。１シートで２枚作れるので、１枚を制作、１枚をクラブにお持ち帰りいただきました。

出来上がった方から作品を切り取り、スタッフが用意した段ボールのパネルに貼り付けていきます。最初に貼り始める方々は謙虚な場所へ、だんだん他の色味やモチーフとのバランスを考えて配置していかれました。完成した画面を掲げると、みなさんから拍手が沸き起こりました！（作品はこのブログの一番最後に掲載しますね）

【３】身近な素材でクリスマスの自由工作（ワークショップタイプ、50分）
10分間の休憩をはさみ、最後は想像力と創造性を養う活動です。ひまわりクラブ内に飾り付けることを想定して、みなさんの思う「クリスマス」が現れる空間を作り出します。トイレットペーパーやセロハンテープの芯、フワフワわた、カラービニール、アイスの棒などから自由に発想していただきました。

さすが普段から子どもたちとものづくりをされているだけあって、戸惑うことなく、どんどん作品が出来上がっていって、スタッフ驚いてしまいました！

みなさんの素敵な作品たちは、クリスマスフェスタに向けて、センター内ものづくりひろばやあそびのひろば、受付まわりに展示させていただきますね！今回の研修が、皆さまの普段のクラブ運営に役立てていただけますと幸いです。今年も研修会のご依頼をいただきまして、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします！