子どもたちは絵本が大好きです。見たり、聞いたり･･･感性をフルに働かせ、お話の世界を楽しみ生き方を学びます。
今回は、5歳以上のお子さんを対象にしたので、「お話」と「絵本」の両方を同時に作るという難易度の高い造形活動にチャレンジしてもらいました。また、保護者の方と一緒に話し合い・協力しながら作るというシカケは、読み聞かせの要素として取り入れました。

ワークシートも添付しますが、制作の主なポイントは次のとおりです。

①  台紙選び。（クリスマスにちなんだお話が作れる「6P分の台紙」と自由にお話が作れる「6P分の台紙」から選ぶシカケ。）

②  主人公決め。（クリスマスにちなんだサンタさんやトナカイさんまたは自分で好きな主人公。思いつきやすいようにいろんな絵本の主人公をサンプル提示するシカケ。）

③  主人公を作る。（エリック・カールのように、手塗りの色々な10㎝四角の紙を切って・貼って【コラージュ】のシカケ）

④  主人公を各ページに貼りながら、お話を作ってゆく｡（はじめは苦労していましたが、途中から“全集中”で制作していました。アンケートにも全参加者が「楽しかった」と応えてくれました。）

「できるかな～」という心配を吹き飛ばして、参加者の皆さんは見事なオリジナル絵本を約1時間半で完成しました。一緒にサポートとして参加した高校２年のボランティアさんの絵本とあわせて紹介します。
もっとこのWSについて知りたい方は、お問い合わせ下さい。

（文責：こども創造センター長：浅井）