いくとぴあ食花ブログ

だれでも なにをしても すばらしい絵になるよ ローケツ染めでてぬぐいを染めよう!

2014年12月29日

クリスマスが終わり、あっという間に年末ですね。

こども創造センターの1階展示廊下では、12月7日に開催した「だれでも なにをしても すばらしい絵になるよ ローケツ染めでてぬぐいをつくろう」参加者の作品展示が始まりました。

 

0展示風景1

 

どれもこども達と保護者の方が初めて体験する「ローケツ染め」で制作した作品です。

 

ここから、てぬぐい制作の様子をご紹介します!

 

こども創造センターでは年に数回、プロの作家さんを先生としてお呼びした教室を実施しています。

12月7日(日)は京都の染色作家、松本 健宏 さんが講師としてお越しくださいました。

 

1松本さん

 

松本さんは京都市にお住まいですが、山奥の民家を譲り受けて市内から通い、山の暮らしと都会の暮らしとを続けながら制作活動をされています。

新潟市の上大川前通りにある「新潟絵屋」というギャラリーで12月2日~10日の期間に個展をされていました。

新潟絵屋さんのご協力で、松本さんをお招きすることができました。

 

「ロウケツ染め」って何?とお思いの方もいらっしゃると思います。

「ロウケツ」の「ロウ」は「蝋燭(ロウソク)」のロウです。

最初はロウを筆に含ませて、布に描いていきます。

 

2長い布

 

布の長さは約11メートル!

1枚に11組が並んで制作します。まずはお手本。

 

3ロウ引き 4ロウの龍

 

何を描いているのかな?ロウは白いので、まだよくわかりません。

今度は染料を筆に付けて、色を付けていきます。

 

5色付け

 

先生がやると簡単そう・・・。みなさん真剣に先生の手元を見つめています。

 

6ギャラリー

 

ロウで描いた線が浮き出てきました。

 

7松本さん完成

 

描いていたのは、龍でした!

ロウで描いていた部分は染料が染み込まないので、白く残るのです。

 

染料はたくさんの色から選べます。

混ぜて色を作ることもできるので、使える色数は無限大。

 

8絵の具

 

どんなものを描くかは自由です。

参加者の皆さんも挑戦!

 

9制作開始 10挑戦 11挑戦2 12挑戦3

 

慣れない素材に苦戦しながら、試行錯誤。

保護者の方も一緒に、協力して制作します。

 

白かった布が

 

13布真っ白

 

色鮮やかに

 

14色鮮やか

 

仕上がってきました!

 

15仕上がり1 16仕上がり2 17仕上がり3

 

画家のアトリエみたいです。

 

18アトリエみたい

 

制作した作品は、松本さんが京都に持ち帰って仕上げをしてくださいました。

 

みなさんの作品は、年明けの1月4日まで館内で展示し、その後作者にお返しします。

参加されていないみなさんも、是非展示を見に来てくださいね。

 

絵画作品のようですが、日用品としても使える、てぬぐい。

持ち帰られた後、参加者のみなさんがどんなふうに飾るのか、使うのか、楽しみですね。

参加者のみなさん、松本さん、ありがとうございました。


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