いくとぴあ食花ブログ

「昔の印刷機でクリスマスカード作り」を開催しました

2015年12月19日

12月12日(土)、こども創造センターでは「昔の印刷機でクリスマスカード作り」を開催しました。
この講座新潟市の画廊「新潟絵屋」と連携し、アーティストと共同で企画・運営しているもので、今回の先生は版画家の松尾和夏さんです。

1松尾さん


松尾さんは新潟市に在住の作家さんで、絵と版画による制作を行っています。ビュー福島潟などのオリジナルプロダクトも手掛けていらっしゃいます。

そんな松尾さんが教えて下さるのは、「シルクスクリーン印刷」と「活版印刷」を使ったオリジナルのクリスマスカード作りです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA


さあ、まずはシルクスクリーン印刷でカードに絵を印刷します。
絵は、切り絵で好きな形をつくります。
切った形をシルクスクリーンにペタリと貼ったら版の完成です。

3切る 4貼る


カードは1人10枚。さあ、印刷してみましょう!

5印刷してみよう1 6印刷してみよう2


「え!手でするの?」と声が上がりました。
そうです。今回は全部、手作業の手作り。
だから1枚1枚、少しずつ刷り上がりが違うんです。
「少しかすれてるのもいいね。」
保護者の方からそんな声も聞こえてきました。

最初はおそるおそるだった子どもたちも、だんだん職人のような手つきに。
同じテーブルの子に教えられるようにまでなっていました。

7職人さんみたい1 8職人さんみたい2


絵が刷れたら、今度は「活版印刷」で文字を印刷します。

9活版印刷機


これが活版印刷機。

10活字


金属の活字を刷りたい文字に組んで印刷します。
今回する文字は、「merry christmas 2015」
一目見た時からうずうずしていたみんなが集まってきました。

11集まってきた


カードを乗せて、レバーを下げます。
ガシャン!
すると…絵の下に文字が印刷されました。

12印字


1枚1枚、力を込めて印刷していきます。

13力を込めて 14力を込めて2


完成!

15完成1 16完成2


作品の撮影会が始まりました。

17撮影会


自分でデザインしたカードが少しずつ出来上がっていき、子どもたちもおうちの方も、とっても嬉しそうでした。
作ったカードは、誰に贈るのでしょうか。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
よいクリスマスを…。


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